
財務諸表(ざいむしょひょう)とは、企業が1年間(あるいは一定期間)の活動の結果、どれくらい儲かったのか、現在どれくらいの財産や借金があるのかをまとめた「会社の成績表」のような書類のことです。
財務諸表は、主に株主や銀行などの外部の人に向けて、会社の経営状態を報告するために作成されます。代表的なものとして、ある時点での会社の財産と借金の状態を示す「貸借対照表(バランスシート)」や、一定期間の売上と費用、精度や利益を示す「損益計算書」があります。これらを見ることで、その会社が健全に経営されているかが分かります。
人間で例えると分かりやすいです。毎月の「給料がいくらで、食費や家賃にいくら使って、手元にいくら残ったか」をまとめた家計簿が「損益計算書」にあたります。一方、「貯金がいくらあって、住宅ローンがいくら残っているか」という現在の財産状態を示すのが「貸借対照表」です。投資家はこれらの財務諸表を見て、「この会社は利益を出しているから株を買おう」といった判断を行います。
財務諸表は、会社法や金融商品取引法に基づいて作成・開示が義務づけられている会計書類です。特に「財務三表」と呼ばれる以下の3つの報告書が、企業の全体像を把握する上で極めて重要です。