IPアドレスには、利用される範囲に応じて「グローバルIPアドレス」と「プライベートIPアドレス」の2種類があります。グローバルIPアドレスは、インターネット全体で重複しない唯一無二のアドレスで、世界中で通信を行うために使われます。一方、プライベートIPアドレス(ローカルIPアドレス)は、家庭や会社などの閉じられた組織内(LAN)でのみ使われるアドレスで、同じLAN内で重複しなければ他の組織と同じ値を使っても問題ありません。また、IPアドレスの構成は「ネットワーク部(どのグループに属しているか)」と「ホスト部(そのグループ内のどの機器か)」に分かれています。この境界を定義するために「サブネットマスク」という値が使われます。従来の「IPv4」は32ビット(約43億個)の容量しかなく、インターネットの爆発的普及によってアドレスが枯渇する問題(IPアドレス枯渇問題)が発生したため、128ビット(ほぼ無限に近い個数)の容量を持つ「IPv6」への移行が進められています。