ITパスポート試験のストラテジ系(経営戦略マネジメント)において、SWOT分析と並んで出題されやすい最重要の戦略分析ツールです。
試験対策としては、以下の2点を完璧に頭に入れておく必要があります。
1. 2つの軸の名称:マトリックスの縦軸が「市場成長率」、横軸が「相対的市場シェア(占有率)」であること。この2軸を入れ替えたひっかけの記述に注意しましょう。
2. 各象限の特徴と対策:
・金のなる木:市場成長率は「低い」が、シェアは「高い」。新規の投資はほとんど不要で、他事業の「資金源」となる最重要象限です。
・問題児:市場成長率は「高い」が、シェアは「低い」。成長のために最も「多額の追加資金」を必要とする象限です。
・負け犬:成長率・シェアともに「低い」。対策は「早期の撤退・縮小」です。
・花形:成長率・シェアともに「高い」。本業で稼いでいるものの、競争が激しいため設備投資などの出費も多く、キャッシュの収支は±ゼロ付近になりがちです。
「どの象限から得た資金を、どの象限に再投資して、どこへ成長させるべきか」というストーリーを正しく選べるようにしておきましょう。
PPMに関連する用語には、PPMを開発した「ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)」、事業の整理や売却を指す「ディベストメント(投資回収・事業撤退)」、自社と市場の相性から製品展開を分析する「アンゾフの成長マトリックス」、そして自社の強みを活かした独自の経営資源集中を図る「コアコンピタンス」があります。