1. 顧客への提供価値(Customer Value):その能力が、顧客が感じる最終的な便益や価値の向上に大きく貢献していること。単に技術的に優れている自己満足ではなく、顧客が「だからこの商品を選ぶ」という強力な動機となる必要があります。
2. 競合に対する模倣困難性(Inimitability):競合他社が簡単に真似できないものであること。特許で守られているだけでなく、長年の経験、組織文化、複数の技術が複雑に絡み合ったシステムなど、他社が簡単にコピーできない仕組みになっている必要があります。
3. 多様な市場への展開力(Market Expanse):その中核能力が、全く異なるジャンルの多様な市場や製品群へアクセスするための扉となること。例えば、ホンダがエンジン技術を活かして二輪車から航空機まで展開したように、一過性の製品で終わらず応用が利く汎用性が求められます。