21. 科目A-1|システム戦略

Chapter 35

科目A-1|システム戦略の用語を順に解説します。

エンタープライズアーキテクチャ | 情報処理安全確保支援士試験

エンタープライズアーキテクチャ(EA)とは エンタープライズアーキテクチャ(EA:Enterprise Architecture)とは、大企業や官公庁などの巨大な組織において、業務プロセスと情報システムを全体的な視点から見直し、最適化するための「設計図」や「構築の仕組み」のことです。複雑に絡み合った現在の業務とシステムを整理し、将来あるべき理想の姿へ効率的に移行させるためのフレームワークとして活用されます。 EAでは、組織全体を次の4つの階層(アーキテクチャ)に分けて整理します。 ビジネスアーキテクチャ(業務体系)

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BPR | 情報処理安全確保支援士試験

BPRとは BPR(Business Process Reengineering:業務プロセス再構築)とは、企業の目的(売上向上やコスト削減、顧客満足度の向上など)を達成するために、既存の業務手順や組織構造、ルールを根本的に見直し、ゼロから再設計(再構築)することです。 従来の「今のやり方を少しだけ改善する」という部分的な改善とは異なり、BPRは「そもそもこの業務は必要なのか」「最初から作り直したらどうなるか」という視点で、ドラスティック(劇的)に変革を行います。多くの場合、最新のIT技術を導入して自動化や効率化を

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BPM | 情報処理安全確保支援士試験

BPMとは BPM(Business Process Management:ビジネスプロセス管理)とは、企業が業務プロセス(仕事の進め方)を一度見直して終わりにするのではなく、継続的に「計画(Plan)」「実行(Do)」「監視・分析(Check)」「改善(Act)」のサイクルを回し、常に最適な状態へと改善し続ける管理手法のことです。 業務の流れを「見える化」するための図(フロー図)を描き、どこで時間がかかっているか、どこでミスが起きやすいかをシステムやデータを使って分析します。一回限りの劇的な改革を行うBPR(業務

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RPA | 情報処理安全確保支援士試験

RPAとは RPA(Robotic Process Automation:ロボティック・プロセス・オートメーション)とは、人間がパソコン画面上で行っている定型的な事務作業を、ソフトウェアのロボットが自動的に代行・処理する仕組みのことです。「デジタルレイバー(ITの労働者)」とも呼ばれます。 あらかじめ「Aのファイルをダウンロードし、中のデータをコピーして、BのExcelシートの特定のセルに貼り付け、最後にメールで上司に送信する」といった手順(ルール)をロボットに教えておくことで、人間よりもはるかに速く、しかも24時

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SaaS | 情報処理安全確保支援士試験

SaaSとは SaaS(Software as a Service:サース)とは、インターネットを経由して、必要なソフトウェアを必要な分だけ利用できるサービス形態のことです。これまでは、パソコンにソフトウェアをCD-ROMなどからインストールして利用するのが一般的でしたが、SaaSではWebブラウザなどを通じてインターネット上のソフトウェアにアクセスして利用します。 ユーザーは面倒なインストールやアップデートの作業を行う必要がなく、常に最新バージョンの機能を使うことができます。また、インターネットにつながっていれば

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PaaS | 情報処理安全確保支援士試験

PaaSとは PaaS(Platform as a Service:パース)とは、アプリケーションを開発・構築して動かすために必要な「プラットフォーム(OSやデータベース、プログラムの実行環境など)」を、インターネット経由で提供するクラウドサービスのことです。 開発者は、自分でサーバー用の物理的なコンピュータを購入したり、その上にOSをインストールしたり、データベースの細かな設定を行ったりする手間をすべて省くことができます。提供された環境(プログラムの実行場所)に自分が作ったソースコードをアップロードするだけで、す

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IaaS | 情報処理安全確保支援士試験

IaaSとは IaaS(Infrastructure as a Service:イアス/アイアース)とは、インターネットを経由して、コンピュータの仮想サーバー、CPU、メモリ、ハードディスク(ストレージ)、ネットワークといった「インフラ(情報システムを動かすための土台)」を貸し出すクラウドサービスのことです。 物理的なサーバーを購入して自社オフィスやデータセンターに設置する場合、準備に数週間から数か月かかりますが、IaaSを使えば、Webブラウザ上の管理画面からボタンをクリックするだけで、わずか数分でインターネット

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クラウドコンピューティング | 情報処理安全確保支援士試験

クラウドコンピューティングとは クラウドコンピューティングとは、自前のパソコンや社内のサーバーにデータを保存したりソフトウェアをインストールしたりする代わりに、インターネットの向こう側(ネットワーク上)にあるサービス事業者の巨大なコンピュータシステム(クラウド)を利用して、データ処理や保存、アプリの利用を行う仕組みのことです。 ユーザーは、手元のパソコンやスマートフォンとインターネット環境さえあれば、高価な機器を購入することなく、必要なときに必要なだけの情報リソースを月額料金や従量課金(使った分だけ支払う)で利用で

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DX | 情報処理安全確保支援士試験

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは DX(Digital Transformation:デジタルトランスフォーメーション)とは、企業がAIやクラウド、IoTなどの最新のデジタル技術を単に仕事の効率化のために導入するだけで、それらを活用して「ビジネスモデル」や「組織」「企業文化」を根本から変革し、顧客や社会に対する提供価値を高めるとともに、競争上の優位性を確立することです。「IT化」が手作業をデジタルに置き換える手段であるのに対し、DXはデジタルを前提としてビジネス全体を生まれ変わらせる目的を指します。 市

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要求分析 | 情報処理安全確保支援士試験

要求分析とは 要求分析とは、新しい情報システムを開発する際、そのシステムを使うユーザーやクライアント(顧客)が「どのような機能が欲しいか」「システムを使って何を解決したいか」といった要望(要求)をヒアリングして整理し、本当に実現すべき内容を明らかにする作業のことです。システム開発の初期フェーズ(上流工程)において極めて重要なステップです。 ユーザーの要求は「今の画面を使いやすくしてほしい」「作業時間を半分にしたい」といった曖昧なものが多いため、開発チームはそれを分析し、「どのような機能が必要か」「どんなデータが必要

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RFP | 情報処理安全確保支援士試験

RFPとは RFP(Request for Proposal:提案依頼書)とは、企業が新しいシステムを開発したり、IT製品を導入したりする際に、発注先候補となるシステム開発会社(ベンダー)に対して、「このようなシステムを作ってほしいので、具体的な提案書や見積書を出してください」と依頼するための公式な文書のことです。 RFPには、導入の目的、解決したい課題、システムに求める機能、予算、納期、開発の体制などが詳しく記載されます。これを用意することで、複数の開発会社から自社の条件にぴったり合った質の高い提案を集め、客観的

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RFI | 情報処理安全確保支援士試験

RFIとは RFI(Request for Information:情報提供依頼書)とは、企業がシステム開発や新しいIT製品の導入を検討し始める初期段階で、システム開発会社(ベンダー)に対して「皆さんの会社にはどのような製品や技術があり、どのような実績があるか、情報を教えてください」と依頼する文書のことです。 自社内にITに関する最新知識や実績データが不足しているときに、どのような解決策(システムや技術)が世の中にあるかを把握するために使われます。RFIで集めた情報を基に実現可能性を検討し、その後のステップである「

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試験でのポイント

公式資料へのリンクと確認日を各記事に掲載しています。