Chapter 2
データベースの構造の用語を順に解説します。
表領域とは 表領域(Tablespace、テーブルスペース)とは、Oracle Database においてデータを論理的に管理するための最上位の単位です。ユーザーが作成する表・索引・ビューなどのスキーマオブジェクトは、必ずいずれかの表領域に格納されます。表領域は1つまたは複数の「データファイル」と対応しており、表領域という論理的な概念と、データファイルという物理的な概念を橋渡しする役割を担います。Oracle Database をインストールすると、システム管理用の「SYSTEM」表領域、補助システム用の「SYSA
データファイルとは データファイル(Data File)とは、Oracle Database においてテーブルや索引などのオブジェクトのデータを実際にディスクに格納する物理ファイルです。拡張子は慣例的に「.dbf」(DataBase File)が使用されますが、必須ではありません。データファイルは必ず1つの表領域に属し、表領域という論理的な概念の物理的な実体となります。ユーザーが表(テーブル)にデータを INSERT すると、そのデータは最終的にデータファイルに書き込まれます。データベースの実際のデータはすべてデー
制御ファイルとは 制御ファイル(Control File)とは、Oracle Database の物理構造に関する情報を記録した、非常に重要なバイナリファイルです。データベースの名前・作成日時・データファイルとREDOログファイルの場所と状態・最新のチェックポイント情報・バックアップ履歴(RMAN使用時)などが記録されています。Oracle インスタンスを起動してデータベースを MOUNT フェーズに移行する際、まずこの制御ファイルを読み込むことで、データベースを構成するデータファイルの場所を把握します。制御ファイ
REDOログファイルとは REDOログファイル(Redo Log File、オンライン REDO ログ)とは、Oracle Database に対して行われたすべての変更操作(INSERT・UPDATE・DELETE など)をリアルタイムで順番に記録するログファイルです。「REDO(再実行)」という名前の通り、このファイルに記録された変更履歴を使うことで、障害発生後に失われた変更操作を「再適用」してデータを最新状態に復元できます。REDOログファイルは複数のグループ(通常は最低3グループ)で構成され、順番に書き込ま
SGAとPGAとは Oracle Database のインスタンスは「メモリ構造」として主に SGA(System Global Area、システムグローバル領域)と PGA(Program Global Area、プログラムグローバル領域)の2つのメモリ領域で構成されます。SGA(System Global Area)とは、Oracle インスタンス全体で共有される巨大なメモリ領域です。データをキャッシュする「バッファキャッシュ」、SQL の実行計画などをキャッシュする「共有プール(Shared Pool)」、R
バックグラウンドプロセスとは バックグラウンドプロセス(Background Process)とは、Oracle インスタンスが起動すると自動的に開始し、ユーザーの操作とは独立して裏側で常時動作する OS プロセス群のことです。これらのプロセスが協調して動作することで、データの整合性維持・障害リカバリ・I/O の最適化・メモリ管理など、データベースの安定した運用を実現しています。代表的なバックグラウンドプロセスとして、DBWR(データベースライター)・LGWR(ログライター)・SMON(システムモニター)・PMON
Oracle Databaseソフトウェアのインストールとは Oracle Databaseのインストールは、前提条件を確認しOracle Universal Installerなどを用いてデータベースソフトウェアを配置する作業です。 具体例 ソフトウェアのインストールとデータベースの作成は別工程です。インベントリ、Oracleホーム、所有者、環境変数の役割を区別します。 もう少し詳しく この用語は単独で暗記せず、目的、入力、処理、結果、適用できない境界の順に説明できるようにします。実務では前提条件と評価基準を明記
DBCAによるデータベース作成とは Database Configuration Assistantは、テンプレートや初期化設定に基づいてOracle Databaseを作成、構成、削除する支援ツールです。 具体例 GUIまたはサイレントモードで利用でき、データベース名、文字セット、記憶域、管理オプションなどを設定します。既存インスタンスの単なる起動とは異なります。 もう少し詳しく この用語は単独で暗記せず、目的、入力、処理、結果、適用できない境界の順に説明できるようにします。実務では前提条件と評価基準を明記し、期
公式資料へのリンクと確認日を各記事に掲載しています。