技術ブログ・資格学習データベース

Django、Python、AWS、Linux、セキュリティ、CVE、基本情報技術者、応用情報技術者、ITパスポートの用語を、図解と実務手順で解説します。個人開発kurutann.comの検証記録や障害対応事例も公開しています。

📖 資格別の電子書籍で読む 基本情報などの用語記事を、章立てされた1冊の本として通読・保存できます 📚 3D図書館で記事を探す カテゴリごとの区画を歩いて記事を発見できる新しい探索画面

WAFの解説(基本情報技術者シラバス用語)

WAFとは WAF(Web Application Firewall:ワフ)とは、Webアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃からWebサイトやWebサービスを防御するための専用のセキュリティシステムです。一般的なファイアウォールがネットワークの出入り口を守るのに対し、WAFはWebサービスのデータの中身を詳細に分析して攻撃を防ぎます。 ショッピングサイトやブログなどのWebアプリケーションは、ユー...

DMZの解説(基本情報技術者シラバス用語)

DMZの解説(基本情報技術者シラバス用語)

DMZとは DMZ(Demilitarized Zone)とは、社内の安全なネットワーク(組織の内部ネットワーク)と、インターネット(外部ネットワーク)の間に設けられる、どちらにも属さない中間的なネットワーク領域のことです。日本語では「非武装地帯」と呼ばれます。 インターネット上に公開するWebサーバーやメールサーバーなどは、外部からのアクセス受け入れる必要があります。しかし、これらのサーバーを社...

検疫ネットワークの解説(基本情報技術者シラバス用語)

検疫ネットワークとは 検疫ネットワークとは、外部から持ち込まれたパソコンやスマートフォンなどを組織の内部ネットワーク(社内LANなど)に接続する前に、安全性をチェックし、安全が確認されるまで隔離・検査するための専用ネットワークのことです。医療における「検疫(感染症の拡大を防ぐために検査・隔離する仕組み)」をネットワークに応用したものです。 ウイルス対策ソフトが最新になっていない端末や、重要なセキュ...

ゼロトラストの解説(基本情報技術者シラバス用語)

ゼロトラストとは ゼロトラスト(Zero Trust)とは、「何も信頼しない(Zero Trust)」という前提に立ち、ネットワークの内部と外部を区別せず、すべてのアクセスに対して認証や安全性の検査を行うセキュリティの考え方のことです。従来の「社内ネットワーク(内側)は安全だから信頼し、インターネット(外側)は危険だからファイアウォールで防ぐ」という「境界防御」の限界を克服するために提唱されました...

ISMSの解説(基本情報技術者シラバス用語)

ISMSの解説(基本情報技術者シラバス用語)

ISMSとは ISMS(Information Security Management System)とは、組織が保有する情報資産の安全性を保つために、セキュリティ対策のルールを定め、それを計画・実行・評価・改善していくための一連の管理体制(仕組み)のことです。日本語では「情報セキュリティマネジメントシステム」と呼ばれます。 セキュリティを保つには、単にウイルス対策ソフトを入れるような技術的対策だ...

情報セキュリティポリシーの解説(基本情報技術者シラバス用語)

情報セキュリティポリシーとは 情報セキュリティポリシーとは、企業や官公庁などの組織が、保有する情報資産を様々な脅威(漏洩、改ざん、紛失など)から守るために策定する、情報セキュリティ対策の基本的な方針や具体的な行動規範をまとめた文書のことです。 ポリシーは一般的に、以下の3つの階層構造で構成されます。 基本方針:組織のトップが、セキュリティに対する姿勢や目的を対外的に示す最上位の宣言。 対...

CSIRTの解説(基本情報技術者シラバス用語)

CSIRTとは CSIRT(Computer Security Incident Response Team:シーサート)とは、企業や組織において情報セキュリティ上の問題(インシデント)が発生した際に、その原因を調査し、被害を最小限に抑えるための対応を行う専門チームのことです。日本語では「コンピュータセキュリティインシデント対応チーム」と訳されます。 インターネットからのサイバー攻撃や、社員による...

SOCの解説(基本情報技術者シラバス用語)

SOCの解説(基本情報技術者シラバス用語)

SOCとは SOC(Security Operation Center:そっく)とは、企業や組織のネットワーク、サーバー、パソコンなどを24時間365日体制でリアルタイムに監視し、サイバー攻撃などのセキュリティ脅威を早期に発見・分析する専門組織のことです。 現代の企業システムには、ファイアウォールやIDS/IPS、ウイルス対策ソフトなど、多数のセキュリティ機器が導入されています。これらが出力する大...

ペネトレーションテストの解説(基本情報技術者シラバス用語)

ペネトレーションテストとは ペネトレーションテストとは、稼働しているシステムやネットワークに対して、実際のハッカーと同じ手法で擬似的にサイバー攻撃を行い、侵入できる隙(セキュリティ上の欠陥や脆弱性)がないかを検証するテストのことです。「侵入テスト」とも呼ばれます。 単に「脆弱性のリスト」をツールで自動検知するだけのテストとは異なり、ペネトレーションテストは「特定の目的(例:機密データの奪取や管理者...

要件定義の解説(基本情報技術者シラバス用語)

要件定義とは 要件定義とは、システム開発の最初の工程であり、クライアント(発注者)がそのシステムを使って「何をしたいのか」「どのような機能が必要か」を明確にし、開発の仕様として取りまとめる作業のことです。 要件は大きく分けて、以下の2種類に分類されます。 機能要件:ユーザーが画面で操作する機能や、システムが処理する内容そのもの(例:ログイン機能、商品の購入カート機能、検索機能など)。 非...

外部設計の解説(基本情報技術者シラバス用語)

外部設計とは 外部設計とは、システム開発において、要件定義で決まった内容をもとに、システムの「ユーザーから見える部分」の仕様を決める工程のことです。「基本設計」とも呼ばれます。 主に、ユーザーが操作する画面のデザインや配置(画面レイアウト)、データを入力したり結果を表示したりする画面間の流れ(画面遷移図)、印刷される帳票のレイアウト、他システムとのデータのやり取りの方法などを設計します。発注者(ク...

内部設計の解説(基本情報技術者シラバス用語)

内部設計とは 内部設計とは、外部設計(基本設計)で決まった仕様をもとに、プログラマーが実際にプログラムコードを書くことができるように、システムの「ユーザーからは見えない裏側の仕組み」を詳細に設計する工程のことです。「詳細設計」とも呼ばれます。 外部設計が「何を見せるか(表面)」を設計するのに対し、内部設計は「どのようにコンピュータで処理するか(裏面)」を設計します。具体的には、データの処理ロジック...

モジュール分割の解説(基本情報技術者シラバス用語)

モジュール分割とは モジュール分割とは、ひとつの大きなプログラムを、特定の機能や役割を持った小さくて独立した部品(モジュール)に細かく分ける設計手法のことです。これにより、プログラムの構造が整理され、開発、テスト、修正が格段に行いやすくなります。 モジュール分割を上手に行うための評価基準として、「結合度」と「凝集度(ぎょうしゅうど)」があります。 結合度(低い方が良い):モジュール同士の結び...

単体テストの解説(基本情報技術者シラバス用語)

単体テストとは 単体テストとは、システムを構成する最小単位の部品(モジュールや関数、クラスなど)が、単体で正しく設計通りに動作するかを検証するテストのことです。英語では「ユニットテスト」とも呼ばれます。 プログラム全体を組み立ててからテストを行うと、バグ(不具合)が見つかったときに「どの部品のせいで動かないのか」原因を特定するのが非常に困難になります。そのため、家を建てる際にレンガや柱の強度を個別...

結合テストの解説(基本情報技術者シラバス用語)

結合テストとは 結合テストとは、単体テストをクリアした複数のプログラムの部品(モジュール)を組み合わせたときに、それらが連携して正しく動作するかを検証するテストのことです。モジュール同士をつないだ境界(インターフェース)でデータの受け渡しがスムーズに行われているかを確認します。 個別の部品がどれだけ完璧に動いていても、それらを合体させたときに「データの形式が合わない」「処理を送るタイミングがズレて...

システムテストの解説(基本情報技術者シラバス用語)

システムテストとは システムテストとは、開発したすべてのプログラムやハードウェアを結合し、システム全体として要件定義で定めた機能や性能、品質がすべて満たされているかを検証する最終段階のテストのことです。「総合テスト」とも呼ばれます。 個々の機能が正しく動くかだけでなく、実際の運用環境に近い状態で全体を動かします。機能要件(想定通りの画面遷移や計算結果が得られるか)はもちろん、非機能要件である「大量...

受入れテストの解説(基本情報技術者シラバス用語)

受入れテストとは 受入れテストとは、開発会社から納品されたシステムに対して、発注者(クライアントや実際の業務ユーザー)が自ら操作を行い、業務で問題なく使えるか、求めていた要件がすべて実装されているかを確認するテストのことです。日本語では「検収(けんしゅう)テスト」とも呼ばれます。 これまで開発側が実施してきた単体・結合・システムテストは、「設計書通りにバグなくプログラムが動くか」を技術的な視点で検...

ホワイトボックステストの解説(基本情報技術者シラバス用語)

ホワイトボックステストとは ホワイトボックステストとは、プログラムの内部構造(ソースコードの処理ロジックや条件分岐など)がどうなっているかを理解した上で、そのプログラム内のすべての記述ルートが正しく実行されるかを検証するテスト手法です。中身が透けて見える「白い箱(透明な箱)」に例えてこう呼ばれます。 このテストでは、ソースコードの条件分岐(if文など)に注目し、すべての処理ルートを漏れなく通過する...

ブラックボックステストの解説(基本情報技術者シラバス用語)

ブラックボックステストとは ブラックボックステストとは、プログラムの内部構造やソースコードの中身は一切気にせず、システムの「入力(インプット)」と「出力(アウトプット)」の関係だけに注目して、仕様書通りに正しく動作するかを検証するテスト手法です。中身が見えない「黒い箱」に例えてこう呼ばれます。 このテストでは、「このようなデータを入力したら、仕様書通りにこの結果が返ってくるはずだ」という観点で検証...

リグレッションテストの解説(基本情報技術者シラバス用語)

リグレッションテストとは リグレッションテストとは、システムの一部のプログラムを修正したり機能を追加したりした際に、その変更によって「これまで正常に動いていた他の部分に予期せぬ不具合(デグレード)が発生していないか」を確認するための再テストのことです。日本語では「回帰テスト」と呼ばれます。 プログラムは複雑に絡み合っているため、「Aというバグを直したら、全く関係なさそうなBという機能が動かなくなっ...

レビューの解説(基本情報技術者シラバス用語)

レビューとは レビューとは、システム開発の各工程(要件定義、設計、プログラミングなど)で作成された成果物(仕様書やソースコード)を複数のメンバーで確認し、誤り(バグ)や考慮不足がないかを検査する作業のことです。早期に問題を発見することで、開発の後半での手戻り(修正作業の増加)を防ぐ目的があります。 レビューには、以下のような代表的な手法があります。 ウォークスルー:成果物の作成者が進行役とな...

リファクタリングの解説(基本情報技術者シラバス用語)

リファクタリングの解説(基本情報技術者シラバス用語)

リファクタリングとは リファクタリング(Refactoring)とは、プログラムの「外部から見た動作や機能」は一切変えずに、内部のソースコードの構造を整理して、より読みやすく、メンテナンスしやすい綺麗な状態に書き直す作業のことです。 システム開発を続けていると、場当たり的な修正が重なり、プログラムが複雑で読みづらい状態(いわゆるスパゲティコード)になりがちです。そのまま放置すると、新しい機能を追加...

ウォーターフォールモデルの解説(ITパスポート/基本情報技術者/応用情報技術者シラバス用語)

ウォーターフォールモデルの解説(ITパスポート/基本情報技術者/応用情報技術者シラバス用語)

ウォーターフォールモデルは、要件定義・設計・実装・テストなどの工程を順番に進める代表的なソフトウェア開発モデルです。基本情報技術者試験で重要となる特徴、メリット、デメリット、手戻りが大きくなる理由、アジャイルとの違いをIPA公式シラバスVer.9.2に基づいて分かりやすく解説します。

アジャイル開発の解説(基本情報技術者シラバス用語)

アジャイル開発とは アジャイル開発とは、システムやソフトウェア開発において、短期間で動作するプログラムを作り、それを何度も繰り返しながら徐々に完成度を高めていく開発手法です。「アジャイル(Agile)」には「素早い」「機敏な」という意味があります。 従来の開発手法であるウォーターフォール開発では、最初にすべての設計を完璧に決めてから開発を行っていましたが、アジャイル開発では計画を細かく分け、短いサ...