損益分岐点の解説(ITパスポートシラバス用語)
損益分岐点とは損益分岐点(そんえきぶんきてん)とは、企業の売上高と費用がちょうど等しくなり、利益がプラスマイナスゼロになるポイント(売上高や販売数量)のことです。企業は商品を作るために材料費がかかったり、従業員に給料を払ったりと様々な「費用」がかかります。売上が少ないうちは費用の方が大きくて赤字ですが、売上が増えていくと、ある時点で利益がゼロになり、そこから先は黒字に変わります。この「赤字と黒字の...
Django、Python、AWS、Linux、セキュリティ、CVE、基本情報技術者、応用情報技術者、ITパスポートの用語を、図解と実務手順で解説します。個人開発kurutann.comの検証記録や障害対応事例も公開しています。
損益分岐点とは損益分岐点(そんえきぶんきてん)とは、企業の売上高と費用がちょうど等しくなり、利益がプラスマイナスゼロになるポイント(売上高や販売数量)のことです。企業は商品を作るために材料費がかかったり、従業員に給料を払ったりと様々な「費用」がかかります。売上が少ないうちは費用の方が大きくて赤字ですが、売上が増えていくと、ある時点で利益がゼロになり、そこから先は黒字に変わります。この「赤字と黒字の...
浮動小数点数とは 浮動小数点数(ふどうしょうすうてんすう)とは、小数点の位置を固定せず、数値の大きさに応じて左右に「浮動(移動)」させて表す数値の表現方法です。数値を「仮数(数値の並び)」と「指数(小数点の位置を表す累乗)」という2つの部分に分けて保持します。この方法を使うと、非常に小さなミクロの値(例:0.000000123)から、宇宙規模の非常に大きな値(例:123000000000)まで、限...
ISMSとはISMS(Information Security Management System:情報セキュリティマネジメントシステム)とは、企業や組織が自らの情報セキュリティを維持・向上させるための計画的な仕組みのことです。特定のセキュリティ機器を導入するだけでは、社員の操作ミスや管理不足による情報漏洩を防ぎきれません。そのため、情報の「機密性」「完全性」「可用性」をバランスよく保つためのルー...
計算量のオーダー表記とは計算量のオーダー表記(O記法/オー記法)とは、アルゴリズム(問題を解く手順)の効率の良さを評価するために、処理を実行するのに必要な手間や時間が、処理するデータの量(N)が増えたときにどれくらい増加するかを大まかに表す記法です。コンピュータの性能や実行環境に関わらず、アルゴリズムそのものの純粋な「賢さ」を測るために使われます。データの数Nに対して、処理回数が比例して増える場合...
財務諸表とは財務諸表(ざいむしょひょう)とは、企業が1年間(あるいは一定期間)の活動の結果、どれくらい儲かったのか、現在どれくらいの財産や借金があるのかをまとめた「会社の成績表」のような書類のことです。財務諸表は、主に株主や銀行などの外部の人に向けて、会社の経営状態を報告するために作成されます。代表的なものとして、ある時点での会社の財産と借金の状態を示す「貸借対照表(バランスシート)」や、一定期間...
論理演算とは 論理演算(ろんりえんざん)とは、「真(正しい、ON、1)」と「偽(誤り、OFF、0)」という2つの値だけを対象に行う計算のことです。普通の数学の四則演算(足し算や引き算)とは異なり、条件が成り立っているかどうかを判定するために使われます。基本となる演算には、両方が真のときだけ真になる「AND(論理積)」、どちらか一方が真なら真になる「OR(論理和)」、真と偽を反転させる「NOT(論理...
ISO/IEC 27001とはISO/IEC 27001とは、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の構築や運用に関する具体的な要件を定めた、国際的な標準規格です。スイスに本部を置くISO(国際標準化機構)とIEC(国際電気標準会議)が共同で作成しました。企業がこの規格に従って正しいセキュリティ管理体制を築いていると認められると、第三者の審査機関から「ISMS認証」を取得することができま...
動的計画法とは動的計画法(DP:Dynamic Programming)とは、大きな問題を解くために、それを小さな問題に分割して解き、その「途中の計算結果」をメモリなどに記録(メモ化)しておき、後で同じ計算が必要になったときに再利用するアルゴリズムの設計手法です。同じ計算を何度も繰り返す無駄を省くことで、処理時間を劇的に短縮することができます。通常、再帰呼び出しと呼ばれる手法などでは、過去に解いた...
キャッシュフロー計算書とはキャッシュフロー計算書とは、企業がある一定の期間(通常は1年間)に「どれくらい現金(キャッシュ)が入ってきて、どれくらい出ていったか」という現金の増減を正確に記録した財務諸表の一つです。企業経営において、売上や利益がいくらあっても、手元に現金がなければ社員の給料や取引先への支払いができず、会社は倒産してしまう可能性があります。これを「黒字倒産」と呼びます。そのため、帳簿上...
論理式とは 論理式(ろんりしき)とは、いくつかの条件や変数(真または偽の値を持つもの)を、論理演算子(AND、OR、NOTなど)を使って結びつけた式の構成要素のことです。数式が数値の計算結果を表すのに対して、論理式は最終的に「真(正しい / True)」または「偽(誤り / False)」のどちらか1つの結果を導き出します。プログラミングにおいて、システムが「もし〜ならば」という条件に応じて処理を...
PDCAサイクル運用とはPDCAサイクル運用とは、「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Act(改善)」の4つのプロセスを繰り返し行うことで、セキュリティ管理体制や業務の質を段階的に、かつ継続的に向上させていく手法です。情報セキュリティの脅威は常に変化し続けるため、一度対策を立てて終わりにするのではなく、このサイクルを何度もぐるぐると回し続けることで、常に最新かつ最適な状態に...
分割統治法とは分割統治法とは、そのままでは解決するのが難しい大きな問題を、いくつかの「扱いやすい小さな問題」に細かく分割し、それぞれの小さな問題を個別に解決(統治)してから、最後にその結果を組み合わせて元の大きな問題の答えを導き出す手法です。このアプローチはアルゴリズム設計の基本であり、特にデータを並び替える「ソート」や、データを検索する処理でよく使われます。問題を細かく分割するプロセスは、これ以...
ROEとはROE(Return On Equity)とは、日本語で「自己資本利益率」と呼ばれ、企業が株主から集めたお金(自己資本)をどれだけ効率よく使って利益を出しているかを示す重要な財務指標です。計算式は「当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)」となります。株主にとって、自分が投資したお金が会社でうまく活用され、しっかりと利益に結びついているかはとても気になるポイントです。ROEの数値が高い...
ド・モルガンの法則とは ド・モルガンの法則(どもるがんのほうそく)とは、論理式や集合論において、複数の条件が重なったときの「否定(〜ではない)」の形を、よりシンプルな形に書き換えることができるという重要な法則です。具体的には、「『AかつB』ではない」という否定は「『Aではない』または『Bではない』」と同じになり、同様に「『AまたはB』ではない」は「『Aではない』かつ『Bではない』」と同じになる、と...
内部監査とは内部監査(ないぶかんさ)とは、企業や組織の内部にいる監査人(または社内のメンバー)が、社内のセキュリティルールや業務プロセスが正しく守られているか、システムが適切に運用されているかを客観的にチェックし、評価する活動です。業務を行っている本人やその部署の人間ではなく、独立した立場の人員が点検を行うことで、普段の業務で見落とされがちなルール違反や、システムの設定ミスなどの不備を公平に見つけ...
平衡二分探索木とは平衡二分探索木とは、データを効率よく検索するための「ツリー構造(木構造)」の一種で、左右の枝のバランス(高さ)が常にほぼ均等に保たれるように自動的に調整されるデータ構造です。「AVL木」や「赤黒木」などが有名です。通常の二分探索木は、データを追加していく順番によっては、枝が片側だけに偏って長く伸びてしまい、データを検索する効率が著しく低下して単なるリストのようになってしまう欠点が...
働き方改革とは働き方改革とは、働く人々がそれぞれの事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で選べるようにするための日本政府の取り組みや社会的な動きのことです。日本が抱える「少子高齢化による深刻な人手不足」や「長時間労働(サービス残業)の常態化」といった構造的な課題を解決し、労働生産性を向上させるために推進されています。具体的な取り組みとしては、主に以下の3つの柱があります。1つ目は「長時間労働の是正...
集合とは 集合(しゅうごう)とは、ある共通の性質や条件を持った「ものの集まり」のことです。集合に含まれる1つひとつの要素を「要素(メンバー)」と呼びます。コンピュータの世界では、大量のデータを整理・分類したり、データベースから特定のグループのデータだけを取り出したりする際に集合の考え方が使われます。代表的な集合の操作として、2つの集まりのどちらにも含まれる共通の部分を取り出す「積集合(かつ / A...
CISOとはCISO(Chief Information Security Officer:最高情報セキュリティ責任者)とは、企業において情報セキュリティに関する戦略の決定や、対策の実施について最終的な責任を持つ役員のことです。現代のビジネスにおいて情報は最も価値のある資産の一つですが、サイバー攻撃や情報漏洩による損失リスクも大きくなっています。CISOは、経営陣の一員としてセキュリティと事業の成...
ハッシュ衝突とはハッシュ衝突とは、異なるデータ(入力値)をハッシュ関数と呼ばれる計算式に通した結果、偶然にも「全く同じハッシュ値(出力されるコード)」が生成されてしまう現象のことです。ハッシュ関数は、どんな長さのデータからも、固定された短い長さ of ランダムな値(ハッシュ値)を作り出す便利な仕組みです。しかし、入力できるデータのパターンは無限にあるのに対し、出力されるハッシュ値のパターンは有限で...
知的財産権とは知的財産権とは、人間のアイデアや技術、デザイン、創作物など、形のない「知的な財産」を作った人の権利を法律で守るための制度です。これには大きく分けて、文化的な創作物を守る「著作権」と、産業の発展に関わるアイデアやデザインを守る「産業財産権」の2種類があります。産業財産権には、新しい発明を守る「特許権」、物品の形状の考案を守る「実用新案権」、デザインを守る「意匠権」、商品やサービスの名前...
ベン図とは ベン図(べんず)とは、複数の集合(グループ)の関係性や、それらの重なり具合を円などの図形を使って視覚的に分かりやすく表現した図のことです。イギリスの数学者ジョン・ベンによって考案されました。言葉や数式だけでは理解しにくい複雑な条件の重なり(「Aであり、かつBである」「Aであるが、Bではない」など)を、絵として一目で直感的に把握できるのが最大の特徴です。データベースで複数の条件を組み合わ...
CSIRTとはCSIRT(Computer Security Incident Response Team:コンピュータセキュリティインシデント対応チーム)とは、企業や組織内でセキュリティ上の問題(インシデント)が発生した際に、素早く対応して被害を最小限に抑えるための専門チームです。ウイルス感染、不正アクセス、情報漏洩などのトラブルが発生したとき、誰がどのように対処すべきかが決まっていないと、混乱...
OSPFとはOSPF(Open Shortest Path First)とは、オフィスや企業のネットワークなど(同一の管理領域内)において、ルーター同士がルート情報を交換し合い、データを送信するための「最適な経路」を自動的に計算・選択するためのルーティングプロトコル(経路制御のルール)です。OSPFは「リンクステート型」と呼ばれる方式を採用しています。ネットワークに参加しているすべてのルーターが、...