総所有コストの解説(AWS認定クラウドプラクティショナーシラバス用語)
総所有コストとは 総所有コスト(TCO:Total Cost of Ownership)とは、システムなどのIT資産を導入・維持するにあたり、単にハードウェアの購入価格(初期購入費用)だけでなく、設計、構築、日々の運用管理、電気代、データセンターのスペース代、ネットワーク費用、人件費、廃棄コストに至るまで、そのシステムの「ライフサイクル全体で発生するすべてのコストの総和」のことです。クラウド(AW...
Django、Python、AWS、Linux、セキュリティ、CVE、基本情報技術者、応用情報技術者、ITパスポートの用語を、図解と実務手順で解説します。個人開発kurutann.comの検証記録や障害対応事例も公開しています。
総所有コストとは 総所有コスト(TCO:Total Cost of Ownership)とは、システムなどのIT資産を導入・維持するにあたり、単にハードウェアの購入価格(初期購入費用)だけでなく、設計、構築、日々の運用管理、電気代、データセンターのスペース代、ネットワーク費用、人件費、廃棄コストに至るまで、そのシステムの「ライフサイクル全体で発生するすべてのコストの総和」のことです。クラウド(AW...
一括請求とは 一括請求(Consolidated Billing:コンソリデーティッドビリング)とは、AWSのマルチアカウント管理サービスである「AWS Organizations」の主要な請求管理機能であり、組織内に存在する複数の独立したAWSアカウントの利用料金を、1つの代表アカウント(管理アカウント)にまとめ、一括して支払うことができる仕組みです。部門ごとや環境ごとにAWSアカウントを細かく...
AWSサポートプランとは AWSサポートプラン(AWS Support Plans)は、AWSを利用するユーザーに対して、システム構築の技術的な質問への回答、障害発生時のトラブルシューティング、アーキテクチャのレビュー、コスト最適化の提案など、AWSの専門エンジニアやサポートチームが直接支援を提供する有償(一部無料)のサービスプログラムです。AWSは製品の種類が非常に多く、クラウドの設計やトラブル...
情報セキュリティの3要素とは情報セキュリティの3要素とは、情報を安全に守りつつ、正しく活用するために欠かせない3つの基本的な性質のことです。これらは「機密性(きみつせい)」「完全性(かんぜんせい)」「可用性(かようせい)」と呼ばれ、英語の頭文字をとって「C.I.A.」と表現されることもあります。どれか1つでも欠けると、情報漏洩やシステムの停止といったトラブルにつながるため、バランスよく対策を行うこ...
真正性とは真正性(しんせいせい)とは、アクセスしている利用者やシステム、あるいはやり取りされているデータが「本当に本物である(偽物ではない)」と証明できる性質のことです。インターネットの世界では相手の顔が見えないため、なりすましやデータの偽造が簡単にできてしまいます。そのため、操作を行っている人が確かに本人であることや、受信したデータが送信元の作成した本物であることを確認できる仕組みが必要になりま...
ハミング符号とはハミング符号とは、デジタルデータを通信で送受信したり、ストレージに保存したりする際に、データの中に生じた「誤り(エラー)」を自動的に検出して正しい状態に修正(訂正)するための仕組みです。ITの世界では「誤り訂正符号」の一つとして広く知られています。コンピュータが扱うデータはすべて「0」と「1」の集まりですが、電気的なノイズなどの影響で「0」が「1」に化けてしまうことがあります。ハミ...
責任追跡性とは責任追跡性(せきにんついせきせい)とは、情報システム内で「誰が」「いつ」「どのような操作を行ったか」を後から確実に追跡し、証明できる状態にしておくことです。万が一、情報の漏洩やデータの不正な書き換えといったセキュリティ事故が発生した際に、その原因や責任の所在を明確にするために非常に重要となります。また、システム内の行動がすべて記録されているという事実自体が、不正行為を思いとどまらせる...
待ち行列理論とは待ち行列理論とは、人や物がサービスを受けるために並ぶ「行列」の長さや、待ち時間を数学的に計算し、混雑の状況を分析・予測するための学問です。レジや窓口の混雑緩和だけでなく、コンピュータや通信回線の設計にも深く関わっています。この理論では、「サービスを受けるために到着する人の間隔」「サービスにかかる時間」「サービスを提供する窓口の数」といった要素を数式に当てはめます。これにより、「平均...
経営理念とは経営理念(けいえいりねん)とは、企業が何のために存在し、どのような目的で活動しているのかを示す「基本的な考え方や価値観」のことです。人間で例えるなら「人生の目標」や「信念」にあたります。企業は利益を追求する組織ですが、「社会にどう貢献したいか」「お客様にどんな価値を提供したいか」という思いを持っています。これを言葉にして明確にしたものが経営理念であり、経営者や社員が同じ方向を向いて働く...
否認防止とは否認防止(ひにんぼうし)とは、情報通信や取引を行った事実について、後から「そんなことはやっていない」「送信していない」などと関係者が主張(否認)することを防ぐ仕組みや状態のことです。インターネット上のやり取りでは、対面での契約書や印鑑のような物理的な証拠が残りにくいため、デジタル技術を用いて「取引が行われた確実な証拠」を残す必要があります。これにより、送信者と受信者の双方が安心して取引...
線形計画法とは線形計画法(LP:Linear Programming)とは、いくつかの制約条件がある中で、利益を最大にしたり、コストを最小にしたりするための最適な組み合わせを数学的に導き出す手法です。主にビジネスの意思決定や工場の生産管理などで使われます。「線形」とは、グラフに描くと直線になるような関係(比例関係)を意味します。例えば「製品Aを1個作ると利益が100円、製品Bを1個作ると利益が15...
CSR(企業の社会的責任)とはCSR(Corporate Social Responsibility)とは、企業が利益を追求するだけでなく、社会の一員として果たすべき責任のことです。日本語では「企業の社会的責任」と訳されます。企業は、消費者、従業員、取引先、地域社会、環境など、様々なものと関わりながら成り立っています。そのため、自社の利益だけを考えるのではなく、環境保護に努めたり、地域社会へ貢献し...
2進数とは 2進数(にしんすう)とは、すべての数値を「0」と「1」の2つの数字だけで表現する数値の表し方です。私たちが日常生活で使っている「10進数」は、0から9までの10個の数字を使い、9の次に桁が上がって10になります。これに対して2進数では、1の次に桁が上がり、10(いちぜろ)、11(いちいち)、そして次は100(いちぜろぜろ)と増えていきます。コンピュータの内部回路は、電気の「ON(電圧が...
リスクアセスメントとはリスクアセスメントとは、企業や組織が保有する大切な情報(顧客データや製品の設計図など)にどのような危険(リスク)が潜んでいるかを洗い出し、その危険がどれくらい重大であるかを分析・評価する一連の手順のことです。セキュリティ対策を行う際、すべてのリスクに対して同じように予算や時間をかけるのは非効率です。そのため、まずは現状を正しく把握し、どのリスクに対して優先的に対策を立てるべき...
ゲーム理論とはゲーム理論とは、自分と相手の行動が、お互いの利益や結果に影響を与え合う状況において、それぞれの参加者が「自分にとって最も有利になるにはどう行動すべきか」を数学的に分析する理論です。経済学、経営学、軍事、そしてIT分野のシステム設計など幅広く応用されています。ゲーム理論の特徴は、相手がどのような選択をしてくるかを予測し、それに応じた自分の最適な選択肢を考える点にあります。全員が「相手が...
PDCAとはPDCA(ピーディーシーエー)とは、業務を継続的に改善していくための基本的な枠組みのことです。Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の4つの頭文字を取った言葉です。仕事を進める際、まずは目標を立てて計画し(Plan)、それに基づいて実行します(Do)。その後、実行した結果が計画通りにいっているかを確認・評価し(Check)、問題点があれば次にどうすれば...
16進数とは 16進数(じゅうろくしんすう)とは、数値を「0から9までの数字」と「AからFまでのアルファベット」の合計16個の記号を使って表現する方法です。10進数では9の次に桁が上がりますが、16進数では15まで1桁で表現し、15の次(つまり10進数の16)で初めて桁が上がって「10」(いちぜろ)になります。コンピュータにとって分かりやすい2進数ですが、桁数が非常に長くなってしまい人間には読みづ...
定量的リスク分析とは定量的リスク分析(ていりょうてきりすくぶんせき)とは、リスクアセスメントの過程において、予測される危険の影響度や発生確率を「金額」や「発生回数」などの具体的な数値を使って計算し、評価する方法です。主観を交えずに客観的なデータに基づいてリスクを比較できるため、セキュリティ対策にどれだけの費用(予算)を投じるべきかという投資対効果(対費用効果)を論理的に判断する際に非常に役立ちます...
モンテカルロ法とはモンテカルロ法とは、方程式を解くのが難しい複雑な問題や、確率が絡む現象に対して、コンピュータで大量の「ランダムな数値(乱数)」を発生させてシミュレーションを行い、近似的な答えを導き出す計算手法です。カジノで有名な都市「モンテカルロ」が名前の由来になっています。この手法は、膨大な回数の実験(サイコロを何度も振るようなもの)を行い、その結果の統計をとることで正解に近づけていきます。計...
OJTとはOJT(On-the-Job Training)とは、実際の仕事を通じて、必要な知識やスキルを身につけさせる教育訓練の方法です。日本語では「職場内訓練」とも呼ばれます。新入社員や異動してきたばかりの社員に対して、先輩や上司が実務をしながら直接指導を行います。座学の研修(Off-JT)とは異なり、実際の業務に直結したスキルを効率よく学べるのが特徴です。指導する側にとっても、教えることで自分...
基数変換とは 基数変換(きすうへんかん)とは、ある数値の表現方法(進数)を、別の表現方法へ変換する作業のことです。「基数」とは、数値を表すときに基準となる数のことで、10進数なら基数は「10」、2進数なら基数は「2」となります。コンピュータはデータをすべて2進数で処理しますが、人間は10進数や16進数のほうが理解しやすいため、コンピュータと人間の間でスムーズにデータをやり取りするためには、この基数...
定性的リスク分析とは定性的リスク分析(ていせいてきりすくぶんせき)とは、リスクアセスメントにおいて、リスクの大きさや発生確率を具体的な金額ではなく、「大・中・小」や「1〜5段階のスコア」といった評価尺度を使って分析する方法です。すべてのリスクを金額換算することは難しいため、経験者の知識やアンケート、ディスカッションなどを通じて、比較的短時間で直感的にリスクの優先順位を決めたい場合に広く用いられます...
教師あり学習とは教師あり学習とは、AI(人工知能)や機械学習のトレーニング方法の一つで、「問題」と「その正解」がセットになったデータ(教師データ)をコンピュータに与えて学習させる手法です。人間でいうところの「問題集と解答を見ながら勉強する」方法に似ています。学習のプロセスでは、まずコンピュータに大量のデータとそれに対応する正しいラベル(正解)を入力します。コンピュータは「このような特徴があるときは...
ダイバーシティとはダイバーシティ(Diversity)とは、日本語で「多様性」という意味です。ビジネスの世界では、性別、年齢、国籍、人種、宗教、価値観、障がいの有無などに関わらず、多様な人材を受け入れて活用しようという考え方を指します。同じような背景を持つ人ばかりが集まった組織では、新しいアイデアが生まれにくく、変化の激しい現代のビジネス環境に対応するのが難しくなります。様々な違いを持った人々が集...